「見た目年齢」の判定は可能だろうか?
このところ考え続けている。まず、「見た目」となるとただ容貌の問題だけでなく、表情、メーク髪形さらには立ち居振る舞いなど諸条件が関わってくる。その総合判断となると、主観的にならざるを得ない。
それにもかかわらず、我々が「年より若く見える」、また「年より老けて見える」と口にする時、年齢相応の「見た目」を前提にしている。そして人によってその判断はそれほど開きはなさそうだ。
この評価基準が確立できれば、アンチエイジングの効果判定につながるのではなかろうか? ここにメスを入れてみたい。
[アンチエイジングブログ! 2016年10月7日より転載]
北里大学名誉教授
アンチエイジング医師団代表
NPO法人 アンチエイジングネットワーク理事長
NPO法人 創傷治癒センター理事長
医療法人社団 ウィメンズヘルスクリニック東京 名誉院長