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風邪をひく前に知っておきたい 市販の風邪薬の基礎知識

   薬局やドラッグストアに並ぶ風邪薬。どのように選んでいますか? 病院の処方薬との違いや選び方など、知っているようで知らない風邪薬の基本をおさえておきましょう。

風邪薬は症状を和らげるもの(写真はイメージ)
風邪薬は症状を和らげるもの(写真はイメージ)

風邪薬は対症療法

   風邪は、鼻やのどなどの上気道がウイルスに感染することで発症します。風邪の原因となるウイルスはさまざまで、これらのウイルスに直接効く薬は現在ありません。風邪薬は、のどの痛みや発熱、頭痛、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのつらい症状を和らげる「対症療法」の目的で用いられます。

   処方薬(医療用医薬品)は医師の診断に基づいて処方され、個々の患者の年齢や体質、飲み合わせなどを薬剤師が確認し調剤されます。それに対し、市販薬(一般用医薬品)は患者自身や家族などの判断で選ばれ、自己責任で服用されるものです。そのため安全性が重視され、一般に、処方薬と比べて副作用のリスクが低い半面、効き目が比較的穏やかなものが市販薬となっています。

   近年、処方薬の中でも安全性が高いものの一部が市販薬に移行してきています。これはスイッチOTC薬とも呼ばれます。しかし、いくら安全性が高いといっても使用方法を誤ると有害事象が発生してしまうことがあります。

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   そのような危険を回避するために、市販薬はリスクの程度に応じて3つのグループに分類され、販売方法に規制がかけられています。特に処方薬から移行したばかり(3年以内)のものに対して「要指導医薬品」という分類が新たに設けられ、インターネットでの販売が禁止されています。もっと簡単に購入したいという声は多いのですが、これらのシステムは購入者の安全を守るためのものなのです。

   風邪薬の多くは第2類、または第2類の中でも特別に注意を要する「指定第2類医薬品」に分類されています。売り場で自由に手に取ることができますが、これまでに薬で副作用を起こしたことがある人やアレルギーのある人、持病のある人などは、薬剤師に相談してから購入しましょう。

この記事の監修・執筆医師

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