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2型糖尿病患者、座位時間が長いほどEDリスク上昇 愛媛大、道後スタディの解析から

健康な人でもちょっと気になってしまう話
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   2型糖尿病の男性患者は、座位時間が長いほどED(勃起不全)リスクが上昇している可能性があるとする研究結果を、愛媛大学大学院疫学・予防医学講座の古川慎哉准教授らの研究チームが発表した。

   そもそも糖尿病がEDのリスク要因となることは知られているが、糖尿病患者にとってED発症リスクを高める要因が何か別に存在するのかは、これまで確認されていなかった。

   古川准教授らは、愛媛県内で糖尿病専門医のもと治療を受けている患者を、2009年から生活習慣や健康状態の変化を追跡している「道後Study」から、平均年齢60.5歳の男性患者430人を対象に、自己回答式のアンケートを実施。過去12か月間の1日平均座位時間を調査した。

   回答結果から、座位時間に応じて対象者を「5時間未満」「5~7時間」「7~9時間未満」「9時間以上」に分類。EDは、ED診断で使用される質問表を使用して「中等症」「重症」の診断をしたところ、対象者全体でEDが中等症だったのは36.1%、重症は49.8%となった。

   年齢やBMI、糖尿病歴(期間)、喫煙・飲酒習慣の有無、血圧などの条件を調整したうえで解析したところ、座位時間が「9時間以上」の人は「5時間未満」の人に比べ、重症のED発症リスクが平均85%高くなっていた。中等症EDの発症には、座位時間は有意な影響を与えていなかったが、対象者を年齢別で見た場合、65歳以上では「9時間以上」で中等症リスクも上昇していた。

   発表は、2016年10月18日、糖尿病とその合併症についての専門誌「Journal of Diabetes and its Complications」オンライン版に掲載された。

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