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iPS細胞の一部、提供停止へ 試薬取り違えの可能性

   京都大iPS細胞研究所(CiRA)は2017年1月23日、再生医療用のiPS細胞(人工多能性幹細胞)の一部について、大学や企業などへの提供を停止すると発表した。新生児のさい帯血からiPS細胞を作製する過程で、試薬を取り違えて製造した可能性が否定できないため。山中伸弥所長は同日開いた記者会見で「このような事態を招いたことを深くお詫び申し上げる」と陳謝した。

   CiRAでは、iPS細胞の作製時に使う試薬のチューブにラベルを貼り、管理していた。だが16年11月、本来なら使わない試薬の容器にラベルが貼られているのを研究員が発見し、取り違えの可能性が浮上した。職員への聞き取りや製造記録の調査を進めたが、「『正しくラベル貼付が行われたかどうか』や、『どの段階で貼り違えが発生したのか』を特定することはできなかった」と説明している。

[J-CASTニュース 2017年1月24日より転載]

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