文字サイズ
標準
大きく

ホルモンの話

   今日はホルモンの話。ホルモン補充がアンチエイジングに有効かという話である。

   実は現在の抗加齢医学はホルモン補充療法で始まっている。

   1990年、ボストンのラドマン博士が、当時バイオで安価? に入手できるようになった「成長ホルモン」を高齢者のグループに与えたところ、皆元気になったというので、「成長ホルモン」こそ「長寿の秘薬」と騒がれたことに始まる。

   加齢と共にホルモンの分泌は全て減少することは知られている。例えばこの「成長ホルモン」は成長に不可欠だが、二十歳をピークに急速に減少する。

   だがこのホルモン補充療法に異論を唱えたのが、内分泌の専門家たちだった。

   ホルモン減少で老化が起こるのか、老化の付随現象としてホルモンが減少するのか、因果関係が不明のままやたらに投与するのは如何なものか?という議論である。

   また、ラドマン博士の発表も、その若返りの効果が曖昧なのと被検者数が少なすぎるということで、現在、成長ホルモンはアンチエイジング目的には使われなくなった。

   もちろん成長期のホルモン不足は小人症をきたすので、補充は必要であるが。ちなみにホルモン過剰は巨人症を引き起こすことはよく知られている。

[アンチエイジングブログ! 2017年2月6日より転載]

アンチエイジングブログ!
http://blog.excite.co.jp/shioya-antiaging/

この記事の監修・執筆医師

注目情報

有益で確かな情報をお届けするという編集方針です。

高齢者の健康や孤独感に大きく影響することとは

患者は我慢するしかない?

美容や健康に関するクイズ集。あなたはいくつわかりますか?

2017年5月現在、49名の医師や専門家が「Aging Style」に参加しています!

おすすめ記事
関連サイト

独自の視点でビジネス&メディアをウォッチ。毎日更新。

J-CASTニュース

セール、クーポンから新商品情報まで、その日に使える掘り出しもの情報満載!

東京バーゲンマニア

都道府県を自動判別する日本初の地域ポータルサイト

Jタウンネット