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赤ちゃんのアトピー性皮膚炎発症リスク 飼い犬と触れ合うことで低下していた

   生後3年間までに自宅で飼い犬と触れ合う機会が多かった乳児は、アトピー性皮膚炎発症リスクが低下しており、飼育頭数が多いほどリスクは低下していたとする研究結果が、デンマークのコペンハーゲン大学やヘアレウ・ゲントフテ病院の研究者らによって発表された。

飼い犬が子どもを疾患から守る
飼い犬が子どもを疾患から守る

   アトピー性皮膚炎の発症過程は複雑で不明点も多いが、乳児のころになんらかの物質に曝露することが大きな影響を与えていると推測されている。今回の研究では、飼い犬の曝露の影響を調査した。

   研究は、デンマークで胎児のころから健康状態や環境の調査を実施し、喘息の発症状況を分析している大規模追跡調査「Copenhagen Prospective Studies on Asthma in Childhood(COPSAC)」から、2000年生まれの411人と2010年生まれの700人のデータを抽出。

   室内で飼育されている犬の有無と、アトピー性皮膚炎の発症の有無、両親のアレルギー性疾患の既往歴を分析し、関連性を検討している。

   その結果、室内に飼い犬がいた乳児は、いなかった乳児に比べアトピー性皮膚炎発症リスクが46%低下しており、飼育頭数が増加すると最大で58%まで低下していた。

   ただし、リスク低下はアトピー性疾患を持つ母親から生まれた子どもで高く、持たない母親から生まれた子どもでは低い傾向にあり、父親の既往歴は影響していなかったという。

   発表は、欧州アレルギー臨床免疫学誌「Allergy」2016年12月号(Volume 71, Issue 12)に掲載された。

医師・専門家が監修「Aging Style」

参考論文
Domestic dog exposure at birth reduces the incidence of atopic dermatitis.
DOI: 10.1111/all.12980 PMID: 27385647

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