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がん研が「がん10年生存率」を発表 最悪はすい臓5%、最良は前立腺95%

   国立がん研究センターは2017年2月16日、がん患者を10年間追跡した「10年生存率」を発表した。2000~2003年に主要な16のがんと診断された患者4万5千人の10年後を調べた。16のがん全体では生存率が58.5%で、初めて調べた2016年より0.3%向上した。

   同研究センターの発表資料によると、データは約15年前に治療を受けた例に基づいているため、治療法の進歩により、現時点でがんと診断された人の10年後の数値はさらに改善しているという。

子宮体がん・乳がんも80%台、定期検診が大切

   部位別でみると、10年生存率が高かったのは前立腺がん、甲状腺がん、子宮体がん、乳がんなど。すい臓がん、肝臓がん、胆のう・胆道がん、食道がんは30%未満と低かった。生存率は年々上がっており、同時に公表された患者約12万1千人の「5年生存率」は69.4%で、昨年より0.6%増えている。

   また、各がんの進行度(ステージ1~4)ごとの生存率も公表したが、がんが初期で見つかった人ほど生存率は高まっており、健診を定期的に受けることの重要性が改めて示された。

【各がんの10年生存率】(高い順、カッコ内は5年生存率)
(1)前立腺......94.5%(93.3%)
(2)甲状腺......89.3%(92.7%)
(3)子宮体......81.9%(83.6%)
(4)乳房......81.7%(89.3%)
(5)子宮頸(けい)......71.4%(75.6%)
(6)膀胱(ぼうこう)......71.2%(73.4%)
(7)大腸......69.2%(72.2%)
(8)喉頭(こうとう)......67.7%(76.9%)
(9)胃......67.3%(70.1%)
(10)腎臓・尿路......66.0%(68.9%)
(11)卵巣......45.7%(56.4%)
(12)肺......32.6%(39.6)
(13)食道......29.4%(37.2%)
(14)胆のう・胆道......17.3%(22.3%)
(15)肝臓......16.4%(34.1%)
(16)すい臓......5.1%(7.1%)

[J-CASTヘルスケア 2017年2月18日より転載]

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