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欧州でも麻しんが大流行 ワクチン接種率の低さが原因か

   世界保健機構(WHO)欧州支部は2017年3月28日、1月以降欧州全体で麻しん(はしか)患者数が急激に増加しており、流行している国以外でも予防接種率が低い国で大規模流行を引き起こす可能性があるとの声明を出した。

   同支部によると、特に報告数が増加しているのはフランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、ルーマニア、スイス、ウクライナの7か国。

先進国かどうかなんて関係なし
先進国かどうかなんて関係なし

ルーマニアでは3400件突破

   特に感染が拡大しているのはイタリアとルーマニアで、イタリアでは現在までに800件以上、ルーマニアでは3400件以上にまで達しており、死者も確認されている。

   フランスやドイツなど衛生水準や医療水準が高い国でも麻しんが増加している点について、欧州支部のズズマン・ジャカブ医師は、「本来2回接種しなければならない予防接種を1回だけしか行っていない」「麻しん・風しんの混合ワクチンを接種すると自閉症になるという誤情報を信じあえて接種していない」といった理由を挙げた。

   麻しんは極めて感染力が強く、EUのように国境を超えた自由な行き来が可能な地域では、感染拡大が早く、収束するまで時間がかかる傾向にある。同支部は欧州全域で1回目、2回目の麻しん予防接種率が95%超えるまで流行は止めることができないとし、感染の危険性が高い人や感染者と接触する可能性のある人などの予防接種歴を早急に確認し、未接種者への特定を急ぐよう各国に呼びかけた。

[J-CASTヘルスケア 2017年4月14日より転載]
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