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長期間の喫煙は白血病リスクが2.2倍に がん研、10万人を10年以上追跡

   国立がん研究センターと愛知県がんセンター研究所は2017年4月14日、日本人を対象とした追跡調査で、喫煙量が白血病発症リスクの上昇に関連していることが確認できたと発表した。

   研究は国立がん研究センターががん・脳卒中・心筋梗塞などの病気と生活習慣の関係を調査するため、全国10万人を10年以上追跡調査している「JPHC研究」の一環。

禁煙で難病発症リスクが下げられる
禁煙で難病発症リスクが下げられる

   国際がん研究機関は喫煙が「急性骨髄白血病」の確実なリスクとしているが、これまで日本人を対象とする喫煙と白血病リスクの関係を検証した大規模な研究はあまり例がなかった。今回、がん研究センターは全国10か所に在住する40~69歳の男女約10万人を1990年もしくは93年から2012年まで追跡している。

   白血病は「急性骨髄性白血病」「急性リンパ性白血病」「慢性骨髄性白血病」の3つとし、被験者を喫煙習慣によって「吸わない」「やめた」「吸っている」の3つのグループに分類。さらに「吸っている」グループは、たばこ1箱を20本として1日当たりの喫煙箱数と喫煙年数を掛けあわせた「喫煙指数(1日に40本、20年間喫煙している場合は2×20=40)」で2グループに分類した。

   その結果、男性では喫煙指数が30以上だった「吸っている」グループは、たばこを「吸わない」グループに比べ急性骨髄性白血病発症者数が2.2倍に上昇していた。ただし、喫煙指数が30以下のたばこを「吸っている」グループと「吸わない」グループでは、有意な差はなかったという。

   女性については、喫煙者や白血病を発症した人数が少なく、関係は不明としている。

[J-CASTヘルスケア 2017年4月18日より転載]
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