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名古屋市立大学病院、培養皮膚移植による白斑治療臨床試験を開始

   名古屋市立大学病院は2017年7月から、再生医療の一種「培養表皮移植」を臨床試験として実施している。対象としているのは、「尋常性白斑」など、これまでの治療法では、肌の状態を改善することが難しい皮膚疾患。

病気による「見た目」の問題を解決する治療法となるか(画像は名古屋市立大学病院プレスリリースより)
病気による「見た目」の問題を解決する治療法となるか(画像は名古屋市立大学病院プレスリリースより)

   「尋常性白斑」は皮膚の色素細胞であるメラノサイトが減少したり消失したりすることで、皮膚の色が部分的に白くなってしまう病気。

   外部に晒されている部位に発生すると、患者が見た目を気にして精神的苦痛を感じながら生活することになり、QOLの低下にもつながる。治療法はいくつか存在するものの、見た目を完全に発症前に状態に戻すことが難しかった。

   そこで名古屋市立大学病院では、患者自身の体の一部、わきの下や患部周辺などから採取した皮膚を培養、シート状の皮膚を作成して患部に移植するという培養表皮移植による治療を提案している。

   白斑などを発症している部位を炭酸ガスレーザーで削り取り、正常な皮膚を移植することで、見た目を発症前の状態に戻すことが可能になるという。

   臨床試験を希望する場合、同病院の皮膚科を受診する必要がある。研究対象となると判断されると体の一部から切手大の皮膚を採取し、細胞培養加工を行うジャパン・ティッシュ・エンジニアリングで4週間かけて培養。シートを作成する。

   自由診療となるため費用は全額患者負担となるが、使用するシート数や入院の有無によって金額は異なる。同病院は約50万円からとしている。

   同じような皮膚移植治療を、「難治性皮膚潰瘍」の患者にも臨床試験として実施している。

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