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米心臓協会、「健康な脳」の定義を発表 血圧は120-80以下などの指標

   米国心臓協会(AHA)に所属し、脳卒中分野での研究・啓発に取り組む米国脳卒中協会(ASA)が2017年9月7日、成人における最適な脳の健康状態の定義と、脳の健康を維持する方法の指針を米国心臓協会誌オンライン版で発表した。

学会が推奨する健康習慣は実にシンプルで明快
学会が推奨する健康習慣は実にシンプルで明快

   ASAによると、認知機能の低下によって起こる認知障害や認知症など、脳の健康状態の悪化には心血管疾患も影響している。つまり、心血管の健康を維持することで脳の健康も維持でき、高齢時の認知症発症を予防できる可能性が高い。

   そこでASAは2016年11月から脳の健康と維持に関する論文を網羅的にレビューするタスクフォースを設置。AHA脳卒中評議会や米国立衛生研究所(NIH)、米アルツハイマー協会の指導も受けながら、最適な脳の健康の定義と脳の健康の維持に関する具体的な方法の検証をすすめてきたという。

   検証の結果、ASAによる「健康な脳」の定義は、「異なる環境においも適応的に機能する能力を持つ状態」とされた。

   具体的には感覚器官を通して外部から得た情報を明確に知覚し「考える」「動く」「感情を示す」といった反応を示せる状態で、例として「学習し記憶する」「他者とコミュニケーションをとる」「問題を解決して決定を下す」「感情をうまくコントロールする」などが挙げられる。

この状態が維持される目安である健康指標としてASAは、
1)収縮期血圧120mmHg以下、拡張期血圧80mmHg以下
2)総コレステロールが200mg/DL以下
3)空腹時血糖値が100mg/dL
の3つを提示。

   また、この3指標を維持するための「シンプルかつ容易」な健康行動として、「非喫煙」「定期的な身体活動」「公的機関のガイドラインに沿った健康的な食事」「標準体型の維持(米国基準で25以下)」を推奨している。

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