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食習慣が女性の顔のしわに影響している?その関連性についての研究リポート

   顔のしわはで最も気になる老化のサインの一つ。特に女性にとっては悩みの種だ。
その女性の顔のしわと食習慣に関連性があるとしたら? このたびそんな見逃せない論文が発表された。

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   これは地域の高齢者を対象としたRotterdam Studyの参加者2,753例を対象に食事と顔のしわとの関連をオランダ・エラスムス大学医療センターのSelma Mekic氏らが調査したもの。
その結果、女性の顔のしわの少なさはオランダの食生活ガイドラインの遵守度の高さと相関していたが、男性には女性のような相関関係は見られなかった。また、主成分分析では、赤身の肉やスナック類の摂取が多い女性にしわが多く、果物の摂取が多い女性はしわが少ないことがわかったという。

   調査は、しわは顔写真から顔の皮膚全体に占める割合としてデジタル的に定量化。食事の評価は、食物摂取頻度調査票を用いて Dutch Healthy Diet Index(DHDI)のアドヒアランスを算出。男女別に関連する摂取食品は主成分分析(PCA)を用いて抽出し、すべての摂取食品、DHDI、しわの重症度の関連について、多変量線形回帰分析を行った。

   今回は地域の高齢者を対象とした集団ベースコホート研究による横断研究のため、因果関係の証明はできておらず、健康志向の行動が結果に影響した可能性はあるとしたものの、

「健康的な食事は顔のしわを減らすと強調することによって、世界的な疾患予防の戦略は恩恵にあずかるかもしれない」

   とまとめている。

   Journal of the American Academy of Dermatology 誌オンライン版2018年3月27日号に掲載された。

参考論文
PMID:29601935  DOI:10.1016/j.jaad.2018.03.033.

この記事の監修・執筆医師

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