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【ASメディア視聴日記②】「インパクトファクター」てなに?

AgingStyle編集部が、テレビやラジオ、雑誌や新聞などで気になった医療情報をピックアップしてお届けする新連載。第2回は、5/12(土)放送のTBSラジオ「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」(16:50〜17:00)を聴きました。
今回のテーマは、この番組のメインパーソナリティ渡邊剛医師が医療監修をされているというTBSテレビのドラマ「日曜劇場 ブラックペアン」の医療用語解説です。

さて、初回から何度も出てくる用語の一つが「インパクトファクター」。まったく耳慣れない言葉です。単語自体を紐解いてみると、インパクトは衝撃、強い影響。ファクターは要因、因子。ということは影響を与えた度数?

影響力のある雑誌に掲載されるかどうかが重要(画像はイメージ)
影響力のある雑誌に掲載されるかどうかが重要(画像はイメージ)

渡邊先生によると、学術論文が載る雑誌は、どれだけの人に読まれて、どれだけ引用されたかによって影響力が違います。その雑誌の影響力を示す数値がインパクトファクター。つまり、ある雑誌に論文が掲載されるとその雑誌の持つ点数が自分に加算される。色々な雑誌に載れば、その合計点が自分の持ち点になるというわけ。出場した試合によって獲得点数が違うスポーツの世界ランキングに近いイメージでしょうか。

放送を聞いて驚いたのは、日本語の雑誌に論文が掲載されてもほとんど点数がつかないということ! 「ブラックペアン」では日本の雑誌に掲載されるかどうかを争っていたのですっかり誤解していましたが、世界中で読まれている雑誌ほど点数が高いのですから、言われてみれば確かにそう。あれはあくまでドラマのお話ですものね。論文自体も英語で書かなくてはいけないわけですから、医師という職業には、専門知識、最新技術の習得の他に、語学能力も必要で、大変なお仕事だと改めて思いました......。

ただでさえ難しい論文を英語で書くということはものすごく大変な作業なのだろうと想像しますが、その動機としてはやはり、教授選などの出世のためという目的もあるそう。『白い巨塔』の世界は実在するんですね。一方、珍しいケースに遭遇した場合に他の方に情報を共有するためや、ご自身の研究モチベーションを維持するためなど、使命感をもって取り組んでいるお医者さまもたくさんいらっしゃるそうです。
自分の体を診てもらう先生は、そういう方であってほしいと感じた放送でした。

医師・専門家が監修「Aging Style」

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