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【ASメディア視聴日記③】「ロボット手術」はどんなもの?

AgingStyle編集部が、テレビやラジオ、雑誌や新聞などで気になった医療情報をピックアップしてお届けする新連載。第3回は、5/19(土)放送のTBSラジオ「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」(16:50〜17:00)を聴きました。
この番組はメインパーソナリティを「ニューハート・ワタナベ国際病院」の総長で医学博士の渡邊剛先生が務めていらっしゃいます。
今回のテーマは、渡邊先生が医療用ロボット監修を担当されているTBSのドラマ「日曜劇場 ブラックペアン」にも登場する「ロボット手術」についてです。

「ロボット手術」はこの4月から保険適用が開始され、テレビや新聞でも見かける機会が増えました。
そもそも「ロボット」という言葉から連想するのは、お掃除ロボットのように機械が自ら動くイメージでしたが、放送をお聞きするとそれはまったくの誤解だったことが分かりました。

これまでは、胸を大きく切って開いて、心臓を直接見て触って手術をしていたものが、「ロボット手術」では、体に指ほどの大きさの穴を4つ開けて、そこからカメラやハサミ、電気メスを入れて治療を行えるようになったとのこと。つまりロボットは、メスやハサミに代わるものとして、医師が使う道具の一つと捉えるべきなんですね。「ブラックペアン」に登場する「スナイプ」のようにワンタッチで動くものでもなく、操作する医師本人の技術が大きく影響する、繊細な道具と考えたほうが良さそうです。

手術支援ロボット「ダビンチ」を使う渡邊剛医師
手術支援ロボット「ダビンチ」を使う渡邊剛医師

もし、自分が今手術を受けることになったら...と考えると、やはり痛みは少しでも少ない方が良いですし、早く普段の生活に戻りたい、皆がそう思うのではないでしょうか?

穴を開けるだけで手術できるということは、それだけ傷も小さく回復も早い。傷が小さいということは痛みも少ないわけですから、患者の負担はぐっと減ります。また、胸に大きな傷が残らないことも、その後の人生に与える影響は大きいはず。「ロボット手術」という言葉に、正直少し怖い印象もありましたが、保険が適用されたということは、安全性の高さが証明された結果でもあるのでしょう。

予算的な事情で諦めざるを得なかった手術が、保険適用によって手が届くようになったことは大歓迎です。だからこそ、それを手がける医師が信頼できる技術の持ち主かどうかを見極める目も持ち合わせていたいものですね。

医師・専門家が監修「Aging Style」

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