お正月休みが明けても、まだまだ体はお休みモードの方も多いのでは?
朝寝坊や夜更かしに慣れた体を元に戻すには睡眠のコントロールが効果的。では、具体的にどうすればよいのだろうか。7つのコツを紹介しよう。
① 睡眠時間は90分の倍数を目安に
② 就寝・起床時間は一定に
③ 就寝前はテレビやPC、スマホ使用を控える
④ 朝の光を浴びる
⑤ バナナや肉、乳製品を摂る
⑥ 「睡眠薬より寝酒のほうがまし」は勘違い
⑦ 無理に眠ろうとしない
1日の理想の睡眠時間は6~8時間だが、体調や精神状態によって、睡眠時間の変動はありえるもの。眠れないときに「何としても眠らなければ」と考えながら寝るのもよくはない。自分の状態に気を配りながら、バランスよく睡眠をとるのが大切ということだろう。
また、週末はぐっすり寝て過ごしたいという方もいるだろうが、その「寝だめ」にも実は健康リスクが潜んでいる。平日と休日の睡眠時間のズレによる"社会的な時差ボケ"状態になることによって、肥満や糖尿病、心血管疾患のリスクが高まるというのだ。7つのコツを活用しながら、できるだけ平日と休日の睡眠時間の差をなくし、「眠りのサイクルとリズム」を整えて質の高い睡眠をとるように心がけよう。
詳しくは過去の記事を参照されたい。
・長時間寝ればいいわけじゃない! 医師が教える質の高い眠り方(上)
http://www.agingstyle.com/2015/07/17000442.html?p=all
・「睡眠薬より寝酒のほうがまし」は勘違い 医師が教える質の高い眠り方(下)
http://agingstyle.com/2015/07/24000457.html
・休日に「寝だめ」して疲れを取る その習慣、健康リスクだらけなんです
http://www.agingstyle.com/2016/01/01000813.html?p=all
・自然で心地よい眠りを得るカギは食べ物にあり? カフェインと睡眠の関わりを解明した研究者に聞く
http://www.agingstyle.com/2015/12/26000817.html?p=all
医師・専門家が監修「Aging Style」