年齢を重ねていく「エイジング」という分野は、美しさだけではなく、神経や精神の領域まで関係してくるとても奥が深い分野です。
なかでも「見た目」は重要なキーワードで、東洋医学では見た目や体質などを総合的に診て判断する「証(しょう)を見る」という言葉もあります。
私は、見た目に気を配ることで、体の内側から健康になり、全身のアンチエイジングにつながると考えます。
そこで、「見た目のアンチエイジング」に関する記事を整理し、分かりやすくするために、ヨコ軸に見た目のポイントになる「皮膚・容貌・体形」、タテ軸に対策法となる「基礎・運動・食事・精神(脳)・環境」の3×5=15マスで記事を分類しました。このチャートで分類された記事を皆さんの健康長寿やQOL(生活の質)の向上に役立てていただければ幸いです。
皮膚 | 容貌 | 体形 | |
基礎 | 12 | 13 | 6 |
運動 | 2 | 3 | 6 |
食事 | 10 | 9 | 14 |
精神(脳) | 5 | 5 | 12 |
環境 | 8 | 5 | 2 |
考案者/山田 秀和(近畿大学医学部 奈良病院皮膚科教授、近畿大学アンチエイジングセンター 副センター長)